OIRA Exhibition
2024 『002/冬』
“私は旅をする”
場所 ウォッカコネクティングピープル
2024.04.20.sat – 22.mon 13:00-19:00
最近の京都はびっくりするほど移動し辛い。
訪日外国人で溢れ、中心地に行けば日本人の数と変わらんのちゃうかと言わんばかりの多さです。それに対し揶揄するつもりは全くないですが、昔から住んでたらそりゃ弊害あるしたまったもんじゃないな。
バスの乗り込みにしてもパンパン過ぎて入れず。
一度ならず二度とも乗る事が出来ず、後にいらした大阪の方とトホホですねぇと。
先週京都のbildさんでOIRAの次の衣類を見させて頂きました。
相変わらず素敵な空間で、このような所に来ると場所を持つということの大切さが身に滲みます。東京ではもりやまていにて、そのあとpoubellさんでも。
いい場所にいい服がありゃそれは間違い無いものです。
残念ながら現実的にスケジュールの問題もあり京都展だけ行きました。
ほんと行商が好きなヒトです。
昔からあるオーセンティックな方法だから好きだそう。
変形の洋服はやもすれば子供っぽく、そしてチープで安直に見えてしまう危険性があります。ましてやアシンメトリーなものなら尚更。高橋さんは僕が知ってる限りではアシンメトリーな衣類を作る心の持ち方、つまり心得みたいなものでしょうか?をかなり高いレベルで会得しているように思います。
私は旅をするをテーマに、コロコロ。コロコロ。エッサおっさ。と作った衣類は簡素で、変形した化け物のようにも見え、土着な空気を感じ、それでいて既視と新鮮味の間をすり抜けてくれます。
とにかく一つだけ言えることは、自分史上で1番好みな変形のコートがびっくり、そこにありました。かっこいい!冬でも薄着な私にとって、これは!!と太鼓判を押せちゃう重衣料というのは本当になく。このコートだけは本当にめちゃくちゃいいんじゃないだろうか、とサイズさえ合えば誰にでも勧めてしまえる気がしてます。値段が結構な、躊躇しちゃうアレなんでそれはなんとも言い難いですがそれだけの値打ちあります。手編みの手袋やマフラー、ゾンビみたいなフーディも素敵でした。
SNSでも告知しましたが、4/20-22の三日間、月曜も1時から開けますし、高橋さん在店です。どうぞよしなに。
近澤