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Diary 2024.07.26.

気分のかわりめ

 


オリンピックが始まるみたいですね。

あまりテレビみれてはいないですが日本のスポーツ界はアマプロ問わずとても良い流れになっているように思います。アスリートは基本的にU40の世界線。U30の選手たちが早くから世界に目を向けていた事が競技レベルの向上に繋がってる事だけはなんとなく分かります。
夏祭りもちらほらあるし、甲子園もそのうち始まるし、いよいよ夏だなぁって感じでしょうか。始まったところなので気温と気分とともにまだまだ夏は続きますが、お店には少しずつ秋冬の商品が届いてきました。ファッションサイクルから逸脱するわけでもなく、迎合するわけでもない微妙な立ち位置なので、毎回、シーズンの変わり目は強く意識せずヌルヌルと商品の入れ替えを行なっています。まぁ勿論、気分なんてモノは水物ですから新商品見たらすぐに楽しくなってしまいます。なので無計画に気分にかまけてレイアウトを変えてます。今週末はREVERBERATEとISSUETHINGSの商品が少し届きました。何故か心を持つはずがない夏服達も少し喜んでいるように見えます。トイストーリー見たからでしょうか?月末にはA MACHINEも6型届きますので、流石に来週末からぐっぐっと変えてみようかなと思います。


細かい内容は少しずつ投稿しますがダイジェスト的に。

当店は基本的にシーズン毎のテーマを明確には設けずにピックを行なうのですが、この秋冬の準備を振り返ってみると、一般的な都市生活をする中で少し背伸びしながら装いを楽しむという純粋な喜びにフォーカスしながら洋服を見ていたように思います。つまり、目新しさでは無く気分としての新しさ。その気分を視覚的に分解していくような形でレイヤーに置き換えることで感覚的に捉えていこうとしたのかもしれません。

精神性とか意図とかそういった事もまたデザイナーズウェアにおいて重要と考えていますが、気分という厄介なモノが自身の内側の何かと外側の何かが混じり合う接地沼にあるとするならば、それは凄く純粋にファッション的だなと。

内と外の接点の理解について感覚的に視覚的に思考を巡らせる楽しい季節にしていこうと思います。ファッションの楽しさを内側に入れて貰える1つのきっかけになって貰えたら嬉しいです。


最後に

訳あってウォッカコネクティングピープルの場所の所有者が変更されることになったので、その関係からこの場所を出ていく必要ができました。恐らく来年三月あたりでしょうか。幸い隣にはワルツという店舗も構えてますし、そのビルの2階も借りられることになったのでこれからのことは不透明ですが何とかなります。
構成から何からまで何までイチから考え直し中です。人生イロイロですね。


いずれにせよ、今回の秋冬で一旦この場所この屋号でのお店というのは最後になってしまいます。今まで来てくれた人も勿論、ちょっと寄ってみたかったんだよなぁという人は是非いらして下さい。

よろしくお願い致します。


ウォッカコネクティングピープル
近澤



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