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今日は文化の日。

ここ最近文化-文化的という言葉を良く使うようになりました。
父になったからだろうか？それともワルツくんの影響だろうか？
そうです。先週産まれました。

今日は文化の日で、文化の日の２日後はワルツくんの誕生日です。産まれて一年で内装や店を取り巻く環境、マインドセットも大きく変わりました。これから先、ワルツくんはどんな文化を作るのでしょうか。

少し話は逸れますが、洋服は僕にとっては自分の殻の中で楽しめる物であり、殻そのものでもあります。先日A MACHINEの肥満体のジャケットを着ていたら友人に笑われました。少しだけ腹が立ちました。でもへっちゃらです。肥満体のジャケットがカッコいいことを僕は知っていて、肥満体のジャケットが僕を守ってくれるからです。好きな洋服は自分を少し強くしてくれるし、もしかしたら優しくしてくれるかも知らない。洋服という文化の中でのデザイナーズウェアを身に纏うということは僕にとってはそのような力を与えてくれる。余談ですが先日、CDG社の川久保玲さんが文化功労賞を受賞しました。勝手ながらとても誇らしかった。川久保氏は選出を受けて「この度の受賞は、スタッフはもとより、産地、縫製工場など、常に服作りに協力を惜しまず助けてくださったたくさんの方々のお力があってこそと改めて感謝いたします。また、国がファッションを文化として認め、学術文芸を推奨することはこの分野の今後の発展にもつながって行く大きな励みになると思います。今の社会情勢、世界中で起きている悲惨な事に対して私は無力ですが、私なりに新しい表現を模索しながら服を作り続けることが、平和のあり方のひとつと信じて進みたいと思います」と語っている。洋服屋としてはあまりに大きな存在で常に勇気つけられ、印を与えてくれる。

お店をするということは日々のライブ感を店もお客さんも楽しむ事で、実店舗を持つことはただそれだけでとても文化的な役割を果たせていると思います。毎日違うワルツくん、日々変化していくワルツくん。ワルツくんはどんな世界を見ていて、これからどんな世界を作るのでしょうか。今もこれからも楽しみです。

カレンダー通りのお仕事に従事されている方は、この三連休は色んな楽しみがあって色んな予定があると思います。羨ましいなぁ。僕は連日、バイヤー飯田は土日に出勤です。

何も用意が無いですがビールくらいは土日には用意しとこうかと思います。

良い週末をお過ごしください。