A MACHINE
気分で語るA MACHINE
普段、長くて重い感じでA MACHINEについて語り続けている。洋服好きとして気分はとても大切だし、ほぼ気分でしかないとも同時に思うので今日は気分で話そうかと思う。
A MACHINEはいつもシニカルに気分を刺激してくれます。
ボーダーの長Tは今まで着たことが無かったけどなんとなく欲しい気分だった。ハートマークのついた有名なやつだと外し感が出てしまうし、もう少しテンションが高いやつが良い。お馴染みの缶バッチが共布で付いていて、枝で変形された部分はボーダーの柄が画像のバグのように見えて面白い。見え隠れする負の感情とポジティブな楽しみが合わせっていてなんとも可愛らしい。アンファンテリブル。気分です。
去年の茹だるような暑さ。今年は尚のことだろう。流石にショーツが欲しい。木の枝で変形されたスーツ地のショートトラウザースは一見妙チクリンにも思えるけれど、ユニフォーム感があり、コナン君にはなりにくい。ウール100ではなく、あえてポリ混を素材を選ぶ事でその質感を出しているのでは無いだろうか。さすがだなぁ。変形パンツは気分だけどファンクショナルな要素は欲してない。理屈はあるけど理由がないのがいい。気分です。
髪の毛も短くしたしキャップが被りたいし、お土産感のある物は好きだけど理屈臭い方がいい。某アメリカの某政治家が被っていた某キャップを皮肉っぽく被った某メキシコシティの市長のキャップからデザインされたベースボールキャップ。ツバの裏面にはアナグラムで文字が組み替えられ別の意味を持った文章が刺繍されてます。これを入れるがために少量生産でオリジナルボディのキャップを、着古して日本人の頭の形にあった伸び方をしたキャップからパターン引いてるので浅いですが絶壁ハチ広でも気にせずいけます。白おしゃれだなぁ。気分です。
因みに、某さんがかなり話題になっちゃってて今だとかなり過激なようにも捉えられてしまうかもしれませんが、一年前はそんな状況じゃなかったんですよね。笑
赤は一個しか入れなかったので、流石に、、と自分用に。
スツールの形したトートは完売しました。本当にいい。自分用のも結局譲ったので手元に無し、、悲しいです。気分でした。
僕たちのようなデザイナーズ衣類が好きな人達は何処か捻くれたような感情とヤバい！カッコいいの中学2年生のような愛らしい感情の間で揺れ動きながら服の作りの良さや折に触れ、装いを楽しんでいる。
今年でついに36歳！！になる当の僕も未だに20代の時と変わらずその間に揺れ、もっと言えば揺さぶられたいと思っている。気分で語る事はファッションにおいてとても重要だが、それだけではいつか歪みが来る。そういった事案を何度も目撃してきた。めちゃくちゃ服好きなのに、これからもうは服買わないとかそういう発想になったことは無いだろうか。一瞬でその服が過去の物になってしまった事は無いだろうか。来年は？5年後は？サイクルがとても早いファッションという仕組みの中で新しく、揺さぶりを掛けられ、かつ長く愛用したいと思う構造を持ったファッションレーベルはそう多くは無い。
僕にとってA MACHINE の衣類はそういった貴重な存在で、みなさんにとってもそうあってくれれば嬉しいと思って洋服を並べてます。今回気分で紹介した物以外にもいくつかあるのでどうぞ店頭で楽しんで着てみてください。意外と長くなった！入荷連絡出来ていない方申し訳ないです、、すぐします。
WALTSのストックも追加してパンパンにしてます!
週末お待ちしてます
ウォッカコネクティングピープル
近澤
