Diary 2023.03.13.
– 気分とか色々
A MACHINE “Man in the mirror
寒かったり暖かかったり面倒くさい気候が続いてますね。春夏がちょこちょこ入ってきてるので今回はそれのご案内ということで。
今の所、あまりウチではスタイルの提案を強く打ち出す事はせず、レポートかの様、衣類とデザイナーに対する主観と客観を交えながらご案内しています。(と、偉そうに言いつつ出来てないだけで、秋冬からはスタイルでも提案したい、、)
その中で個人的な楽しみ方として今したいのはカジュアルな色、そして普遍的なアイテムの捉え方の遊び。
A MACHINE のニットも、ISSUETHINGSのパンツも、C.P. COMPANY のブルゾンも、Gabriela Coll Garments のシャツも。
全然普通じゃないけど、割と普通です。
形が大きく違う訳でも、オーバーサイズな訳でも過装飾な訳でも無い。そして、そんなアイテムをKhaki – Light Blue – Ivory と更に地味めなカラーパレットで揃えています。
一定の精神性を持って生まれる、ある種のカジュアル要素の強い普通なアイテム。
それらがループする中で重なり生まれるビジュアル。そこに裏切りを掛けるかの様に部分的にグロテスクなテクスチャーを。
気崩し。では無く、全体的に何コンマかズレる事で生まれる心地の良い違和感。その違和感の象徴としてのアクセントカラー。
この辺の感覚は今隣の店のWaLtsでもトライしているリズムに近しい物があります。ので、古着と組み合わせてそういった違和感を生み出すのも面白いかもしれません。
Long – Short – Layer からくる着方革命的なファッションも単品で強い派手なアイテムもとても好きですし、僕自身もやってますが、地味の中に潜む変態性もトライしたい。
本当はファッションめっちゃ好きでミーハーな癖に抑制する事で生まれる緊張感みたいな物でしょうか。この人何してる人なんだろくらいに思われる、アノニマスな感覚を楽しんで貰えたらと思います。
チカザワ