秋支度

ようやく秋らしい気候になって参りました。
いつもこの時期になると思い腰をあげ、今年の冬服どうしようかなと考えます。

そして今年、私は31歳でおじさん予備軍。

そろそろ紳士な服装に足を突っ込んでいきたいなんて思いながら、グラフィカルなモノやインパクトのあるモノにどうしても惹かれてしまいます。
けどあまりにも子供っぽいものはちょっと、、という難しいお年頃。

今回は、そんなお年頃の難しい季節の変わり目のお供のご紹介。

まずはDUST CAPSULE COLLECTIONから。

ラグランスリーブからドロップした袖。
そこから更に切り替えを行うことで立体的なパターンに。ラグラン特有のアームの膨らみを少し抑えてくれます。

フードは少し大きめ。


Dust capsule
上から 25,000 yen + tax / 25,000 yen + tax / 21,000 + tax

こちらは RAFSIMONS x FREDPERRY.
先ほどの物よりもう少し肉厚な素材。
ぷっくりとした素材なので紐を縛るといい感じに丸まってくれます。

今期のラフシモンズ x フレッドペリーは、ニップルピアス(ちくびピアス)をモチーフにしたローレルマーク(フレッドペリーのマークのアレ)が特徴的です。

Fredperry rafsimons 
21,000 yen + tax

ボトムスはRAINMAKER KYOTO のフライトパンツ。

軍由来ですが、スーツ地を用いることでカジュアルなアイテムと合わしても引き締まった印象に。

トラウザーズとローテクスニーカーに適当なキャップ。
僕はワシントン大学のオフィシャルキャップを被っています。
フードは紐をギュッと絞って蝶々結びするか被りたいですね。

近澤

EESETT&CO イーセットアンドコー

– EESETT & Co – 19FW / 18FW 復刻

Half Zip Sweat Shirts / Hayes

Pyjama Pants / Jermyn

霜降りスウェット生地の上下が揃いました。

上はハーフジップでラグランスリーブ。ジップを開けて来た時の袖の落ち方が非常に綺麗です。

前ポッケにエルボーパッチ、生地の取り方も非常に独特で、身頃の部分を横取り(生地の取る方向が通常と逆)しています。

EESETT&CO

PyjamaPantsも切り替えしだらけで、捉えようの難しいパターン。しかし、そこは生粋のテーラー出身。

EESETT&CO

他のスウェットパンツとは一線を画すトラウザーズの様な出で立ちに。

EESETT&CO

上品な形をしているので、コートやジャケット、ドレス地のシャツの外しに持ってこいの1枚ですね。

アメカジでもワンマイルウェアでも無いスウェットアイテム。
とても新鮮に感じます。

実はこのパンツ、18FWの商品ですがニットグローブと同様に無理を言って復刻して頂いたアイテム。

完成度の高い商品が半年しか見られないなんてとても勿体無いなとなんて思うこともあります。
最大公約数的なファッションであれば定番として落ちますが、こういったモノは誰かの意志が無ければ半年でもう見ることが出来ない。
しかし、半年毎に新作が出てくるからこそ、ファッションが楽しいという部分も一方ではあるので難しいところですね。

気になるお値段は

Half Zip Sweat Shirts / Hayes  30,000 yen + tax

Pyjama Pants / Jermyn 30,000 yen + tax

SizeはTOPSが34 / 36 ( M / L 相当 ) 、Pantsが32 / 34 ( S/M 相当)

オンラインショップにはまだ挙げられていませんが通販可能ですので気になる方は、下記のE-mailか電話でお問い合わせ下さい。 オンラインショップ追加しました。
junchikazawa@hotmail.com
080-3787-0050

近澤

VINTAGE / USED

VINTAGE / USED

骨董的な価値では無く

現代のファッションの文脈に重きを置き

セレクトしたモノを提案します。

Please click these item for these detail and E-commerce.

※通販ご希望の方は junchikazawa@hotmail.comまでご連絡下さい

PORTVEL 19FW 大阪

 

Portvel 

ブランド名の由来は「Portray(描写)+Novel(新しい)」。

様々なフィールドに順応し、現代の生活をシンプルにする機能的ウェアを製作する事と、そこから自然に生まれるファッション的アプローチを提案。

先シーズンでは宇宙をコンセプトに打出しをしていました。

2019FWのテーマは “japonism”

禅、枯山水など日本的な文化、美意識に注目し素材やディティールの使い方にそれを落とし込むことで、現代的なアイテムに仕上げています。
精神的な部分、内なる宇宙に目を向けて今までのportvel のアイデンティティを一層深化させたコレクション。

ブランドの得意とするレフレクター。
今回は、リフレクター素材をそのまま使うのでは無く、糸として使い衣服の構造の中に反射する機能を埋め込んでいます。

こちらはニットグローブ。

写真はフラッシュをたいて撮ってます。
ですので、普通はもう少し自然な反射の仕方をします。

もうすぐマックコートも入荷してくるのですが、そちらはLINTON社の物ではないですが、いわゆるシャネルツィード、このツィードの中にリフレクターヤーン(光る糸)を織り交ぜたオリジナルの生地。夜道に光に当たるとふんわりと反射します。

次にワークジャケット。

Portvelの定番として発表し続けているワークパンツとセットアップになります。

こちらの特徴は前、後ろ身頃と共に施されたクリースライン。
ワークパンツと合わせると、クリースラインが上下で繋がります。

線と線を繋げて1つのもの / セットアップにする。
縦の線が強調され、コンテンポラリーな印象に。
決して過装飾では無く、ウェアラブルでベーシック。
それでいて既視感の無いデザインに仕上がっています。

直接的でなく、間接的に。
環境によって見え方が変わる。
見る人、角度、環境など状況により変化する。

表層ではなく、もう少し深いところにデザインを落とし込んだ都市生活を営む大人のための衣服に仕上がっています。

近澤

Norwegian Rain ノルウェージャンレイン

Norwegian Rain – 遣らずの雨 –

[遣らずの雨]
まるで来客を帰さないためであるかのように降って来る雨。

ノルウェーはベルゲン。
そこは雨の街。
「年間380日雨が降る」というジョークがあるほど、天気が変わりやすい。

そんなベルゲンから生まれたブランド Norwegian Rain。
T-Michael氏 と Alexander Helle氏によるコートブランド。
VODKAでは今シーズンから取扱を始めます。

T-Michael氏は、ガーナ出身です。
クラシカルでエレガントな彼の父に感化され服の世界で身を立てるために渡英、その後1人の女性に恋をし、ノルウェーのベルゲンへ。
自身のテーラーブランドを持ちながら、テーラードを基軸とした様々なクリエーションを生み出す鬼才。

日本文化について非常に深い教養を持っており、和装を中心とするT-KIMONOというブランドも手掛けております。

一方、Alexander Helle氏は、雨の多い街、ノルウェーのベルゲン出身。
高感度な機能服を志し、ベルゲン随一の洒落者で知られたT-Michael氏に世界一美しいレインコートを作って欲しいとアプローチ。
再三の門前払いにもめげず口説き落しに成功する。
熱意のお陰か、遣らずの雨のお陰か2人は一緒に2009年から歩み始めます。

今回はそんな世界一美しいレインコートを紹介します。

同ブランドは素材、着こなしの可変性に特徴があります。

まずは素材。
こちらのブランド全ての商品に共通するのが “breatable” “wind proof” “water proof” “recycled”
通気性、防風性、防水性、そして、エコフレンドリー。

Gore-Texに匹敵する機能性を要しながらも、機能性素材特有の素材感では無く、スーツ地のような風合いを追求。

生地パーツのつなぎ目は内側でテーピングし防水性を高めるシール加工を、その生地の裏側には身体から出る水蒸気を外気に逃す薄い膜で覆い、袖通しの良い裏地で着心地を担保しております。

そして、可変性のある着こなし。

当店では代表的なモデル、Raincho(レインチョ)。

ブラックとネイビーの2種類用意しております。
3枚目がネイビーです。

ポンチョをベースに仕立てられたコート。

それでも不思議と成り立ってしまうデザインとパターン。160cmの女性も試着しましたが勿論余裕で似合ってました。

1枚目のようにざっくり着ても宜し、縛っても宜し、袖の絞りも調整できます。
また、ウェストのストリングは太いベルトも用意がありますのでしっかりとウェストマークしたい方はそちらを使用した方が良いかもしれません。


私は181cmと比較的巨体ですが、こちらの着用サイズはxs(Minus)という160cm-175cm用で用意されている物になります。

夫婦兼用という免罪符も持ち合わせた一枚。
おこずかいが圧迫されている既婚紳士にも、明るい交渉材料が見えてきますね。

次に、オンスタイルにも合わせやすいMarais。

ショールカラーのストレートなシルエットのコート。
背面に付いているフードは取り外しが出来、丸めて束ねることも可能。
写真が無くてすみません。

後ろ身頃のインパーテッドプリーツが功を奏し、前から見ればストンとしたシルエット。
横から見ればふわりと身体を空気とともに纏うような形に。
横から見たときにあまりペチャこいとシュッとし過ぎるのでこの塩梅が香ばしいですね。

大きくとったプリーツはジャケットインでコートを来た時の可動域、着心地にも良き影響を与えます。コンフォータブルで程よくスタイリッシュな一枚。
割とかっちりとしたお仕事着のお供から、普段着まで幅広く使えます。

最後は存在感のある新型、Gdansk。

大振りのスキージャケットの上からキルトのケープを乗っけたようなデザイン。
結構強めなアイテムです。

外套的なクラシカルな雰囲気とスポーティ(ストリートと言い換えた方が分かりやすいかもしれません)な空気を纏っています。

フードを被ると軽くジェダイっぽくなります。
横ノリの感じのスタイルから、綺麗なスタイル、そして宇宙の戦士にまでなることが出来る一枚です。
夜のパトロールのお供に。

Raincho / 100,000 + tax
Marais / 140,000 + tax
Gdansk / 145,000 + tax

以上、機能性抜群、かつ独自のシルエットと余白を残した着こなしの可変性が同ブランドの特徴。

普遍的だけど新しい。
シンプルだけど普通じゃない。
そんなブランドです。

服を良く知る大人がこれは!となるデザインばかりですね。
価格は優しくないですが、優しさに溢れたデザインでもあります。

私もT-Michelの慈愛の深みに触れ、遣らずの雨ではないですが、ついつい長居したくなるそんな大阪らしいお店にしていきたいなと思いました。

J-Chikazawa

TigranAvetisyan19FW

Tigran Avetisyan – the strange man –

モスクワからtigranavetisyan(ティグラン・アヴェティスヤン)の19FWが到着。

2012年にSt.Martinsを卒業。
その卒業コレクションがlvmhに注目されスポンサーになってもらいキャリアをスタート。

その後、故郷のモスクワに拠点を戻し自身のブランドをスタート。
本人によるハンド加工が施したアイテム群、それにより社会に対するアンチテーゼを投げかけ続け独自の世界観を作り出しているアーティストです。 

最近ではNIKEさんなどとコラボレーションもしています。

今シーズンのThemeは “The walls”
世の中には打ち破るための壁が必要であり、境界としての壁、異なる事象同士に生まれる境界にこそ新しい価値があることを伝えようとしています。

こちらの商品は畳まれた状態のt-shirtsの上からラバープリントがされた1枚。
着用するには額から外し、さらにプリントをちぎって着用する必要が有ります。
2枚目に破いている動画を載せてますのでこちらでイメージをして頂けると幸いです。

※今回のボディはグレーです。動画は19ss時に公開された作品です。

プリントは原爆のキノコ雲やチェゲバラ、札束、フェラーリなど誰もが知るものやデザイナー自身が気になる物をコラージュした物になります。

あらゆる物をコラージュし境界を曖昧にし、さらにプリントを破壊させ着用することを強要するアイテム。

コラージュされたアートを着るといった表現方法ではなく、プリントをちぎり破壊させることにむしろアート的な手法や視線を感じます。

テーマに関するメモ書きにはこう示されています。

“このコレクションはファッションとアートの中間に位置するようにしたかった”
アート=ファッションには決してならないと数多くの批評家やデザイナーが過去に発言しています。
私もその通りだと思いますが、本コレクションはそもそもファッションでもなくアートでもないものを作ることを前提にしています。

アートとファッションの壁とは何なのか?
と着用する人に投げかける実験的、体験的な作品です。

それ以上のことは着用するひと自身で考えることが正しいのかも知れません。

試着希望の方は試着用にLサイズを額から外してハンギングしてますので破って試着してみて下さい。Instagramでも書きましたがまだ破られていないので残ってます。

破くのは先着一名様です。後日私の私物となります。

Size: L. XL.  38,000 + tax

存在感抜群のアウターも2種類。
これは友人が撮ってくれたのですがボカして居てもこのインパクト。

コンビニで何か変なあだ名が付けられそうです。

Bottoms : rainmaker kyoto
cap : Washington University official

デニム素材のコーチジャケット、コートを平置きにした状態で今シーズンのtigranのアートワーク(下記参照)を大胆にウレタンプリントが施した1枚。

Coach jacket / Size M.L 120,000 + tax
Coat / Size M 135,000 + tax

まず着心地ですが、バッキバキかと思いきや意外にも良好です。

プリントは少しずつ剥がれ、複数の絵がコラージュされたプリントはさらに違う形へと変化します。

以下、モチーフ全てではないですが列挙しております。 

「キノコ雲 / 原発 / ピクニック」

「独裁者たちの接吻 / ベルリンの壁 / 旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長の接吻 / 一般海兵同士の接吻」

「UMBRP / 金 / ホワイトハウス」

「agnosia / 失認 / this is my blood / 服のゴミの山の上に立つ案山子」

「梯子に登り天に向かう男 / 矢を射る天使」

「謎のキャラクター / 森」

兎にも角にもインパクト抜群なアウター。

ポロポロプリントが剥がれて黒の面積が増えるので多少はウェアラブルに。

が、そもそもポロポロプリントが剥がれてるアウターの時点で結構やばいと思います。

私はコートを買いました。
変なおじさんになりたい人お待ちしてます。

ちなみに、このアウター、他店取扱店舗結構見ているのですがどうもどこもオーダーしていなさそうな感じがします。まだアップしていないだけなのか、、
確認したところやはり、コートは当店のEXCLUSIVE となっていました。嬉しい。

前職では死に筋キラーの異名を先輩に頂いたのですが、バイヤーとしては中々致命的な名前。

先シーズンもyuyatakateでコレクションピースをバイイングしましたがうちだけの取扱でした。

ブランドを取り扱う意味ってそのブランドの世界観を伝える義務も発生すると思うのですがビジネスの世界は厳しいですね、、頑張ります。

近澤

hello yvs

mando – hello ysl –

実はこのブランドホームページが無いんです。
インスタグラムはやってますがあまり積極的にはしていません。

イメージ戦略こそ全てと言わんばかりのブランドが溢れる中、商品力で勝負しています。
その代表的なアイテムを説明しながらmandoの商品力、魅力を探りたいと思います。

代表的なアイテム、セットアップ。
まずはジャケットから。

以前の高巣氏は自然由来の素材を好んで使用していましたが、化繊の可能性、都市生活との相性に気付きを得て、それ以来巧みに化繊に細やかな加工を施すこと+パターン使いで風合い豊かでノンストレスなアイテムを作り出してきました。
本品番はその大本命。ポリエステル100%の製品洗いのシワ加工。ここ数年毎シーズン出されているアイテムです。

見た目はウールの縮絨加工然としており、肌触りはシャリっとしている。そして、ノンストレス。
こういった類の皺加工のジャケットはボタン位置が高くポテッとしたシルエットにしていることが多いかと思います。

Mandoのこのジャケットの特徴は、ゴージ位置低め、ボタン位置低め。
昔のサンローランを彷彿させるシルエット。

プレタポルテ黎明期、イブサンローランが数多の新しいシルエットを模索し構築してきた時代に企業のデザイナーとして活躍していた高巣満導氏。

そのコアコンピタンスは常にクラシック、そしてエレガント。
そこに今日的なセンス、コンテンポラリーなエッセンスを足しています。

エレガントでカジュアル。
コンテンポラリーでクラシック。
賢そうで悪そう。
柔らかくてソリッド。

いつの時代もかっこいい男は二面性を持っていると思います。
然るにかっこいい服もそうあるべき。

そして、サイドシームレスのtrousers。
mandoと言えばと、ブランドを良く知る方では代名詞のような存在。
ある人に言わせれば、mandoはパンツブランドだと。
それくらい魅力の詰まったtrousersです。

股上は深く、外側に向いた2tacsのプリーツが裾に向かって緩やかにドレープが形成されます。

パンツというのは4枚の生地を用いて作るのが基本です。
2枚の生地のみで作る、片足を一枚の布でぐるりと包み込む。
サイドシームレスの代表選手で言うとマルジェラ腕を奮っていた時代のマックィーンパンツやミリタリーのマリンパンツなどがそれに当たります。

この女性と2枚目の左の海兵の膝から下、内側に向かって生地が捻れていませんか?
この不器用で不自然な捻れはそれでまたかっこいいんですが、mandoはその捻れを機能と自然な美しさに転換します。

ただただ1枚の布で片足を巻こうとすると、生地が平面なことに対して体は立体ですので生地の捻れが発生します。生地が暴れるってゆうのはそれだけ生地が行き場を失っているということで、それを適切な落とし所を与えてあげると余った分量は可動域に、そして綺麗なドレープになってくれる。それがパターンの面白いところです。それを巧みに利用したパターン使い。ツータックで生地分量を増やす。裾に掛けてテーパーさせ、捻れて暴れる生地に独特なドレープを与える。

これはデザイナーの高巣さんが着用している1枚。
自撮りが下手なので借用ですみません。

mandoのパンツはそのパターンの面白さが詰まったアイテムなのかなと思います。
このパンツは可動域+αの副次的効果も生み出しているのでそれも説明。

インサイドのシームに向かって生地の重みが寄りかかります。そのため、歩いた時には、4パーツのパンツで起きる前身頃による太ももの突っ張りがなく、すっと前に蹴り出された足全体に生地が付いて来てくれるのです。だからコンフォーダブル。

ドレープも構成上、必要なドレープなので嫌味が無くエレガント、先の理論で生地が付いてくるため歩いていると尚かっこよく映ります。
デスクワークだけでは勿体ない。
足で情報を稼ぐ頭脳職のためのパンツみたいなイメージ。散歩のためでも良いです。

ある人にとってはドレスアップ、ある人にとってはカジュアルダウン。そして快適。
ここまで幅を持たせたセットアップは他にはなかなか無いでしょう。

他にもコート、柄シャツがファーストデリバリーで入荷しております。

コートは袖までついたライナー使いで取れば春まで着られる。
シャツは台襟が無いタイプのドレスシャツ。ボタンを開ければ開襟のように着られる。

あらゆるアイテムで両義的な部分を持たせ、着る人たちに余白を与えてくれるブランド。

それがmandoの魅力だと思います。

一言では語れない取引先様が多く、毎度ブログが長くなりますが読み物として楽しんで頂けると幸いです。

近澤

May the Force be with you

May the Force be with you / 不思議な素材

RAINMAKER KYOTO doublebreasted melton coat

こんにちは大阪の肥後橋にお店を構えるVODKAの近澤です。

HPを消して作り直してから最初の商品紹介です。

今回はRAINMAKER KYOTOのコートの紹介。

雨男の異名を持つ渡部さんによるブランド。展示会初日はいつもブランド創設以来雨。記事を書いていると早速外は土砂降りです。ありがとうございます。

さて、今回紹介するのは、同ブランドでは定番で毎年出している断ち切りのカシミヤ混のメルトンダブルフェイスシリーズ。そして、ダブルフェイスの亜種としての3layer。

まずはシルエット

シルエットは肩で着るというより身に纏う。

何処と無く和の要素が感じられます。

着てみるとジェダイさながら、何かしらのオーラ、いえフォースを見に纏うことが出来ます。

モデルさんですが、、、 2枚目に商品のみの画像を貼っております。

鎌を深く取っており、袖付けは前気味に。

ジャケットインでもラクな仕様。

後ろ身頃は1枚でフラットな形。

前身頃はゆったりとしたコクーンなフォルムです。

写真が下手なので図解で。(絵も下手)こんな感じのパターンになってます。

これらにより、何処と無く平坦(和装)を想起さながらも、都会的、そして独自性を感じさせる形に仕上げています。

デザイナーの渡部さんのバランス感覚と懐の深さがダダ漏れの1枚です。ハンガーにかかっているだけでも伝わってくる力強さに惹かれ展示会でいの1番に試着しました。

そして、素材なのですが、これ良いなと思いながら、組成表記を見ると。

「silk 100% / wool 90% nylon 10% / wool 100% 」

???ダブルフェイスなのに三つ組成が書いてある。。

これ間違ってますか?

とデザイナーさんに聞きました。

合ってます。シルクも使ってます。

と答えられました。

あ、そうなんですね。と驚きを隠して答えました。

聞いたことありますか?

3layerの生地。

Gore-Texなど機能性素材では撥水の生地、浸透圧調整など貼り合わせの3layer生地良く聞きますが、こういった素材では聞いたことが無く無知な部分を曝け出してしまいました。

ウールメルトン(ナイロン混)とウールジョゼットとシルクの3layer。

同生地のダブルフェイスではなく、異なる生地を張り合わせる上で生地の質感と張りを担保するためでしょうか。間にシルクを挟んだ生地です。

贅沢ですね。なんというか京都人の京都ブランドの余裕を感じました。生地の分量も相当な物です。もちろん、カシミヤ混ウールメルトンも間違いなしの安定した生地です。

Doubleface / 88,800 yen +tax Size : 3,4

fablic : cashmere 15% wool 85%

3layer / 128,800 yen + tax Size : 4

fablic : silk 100% / wool 90% nylon 10% / wool 100%

オンラインショップはまだ開設していないですが通販も承っておりますので

ご希望の方はjunchikazawa@hotmail.comかinstaのDMよりお問合せ下さい。

May the Force be with you…

近澤

お店の話 #02

個性 / 個性的

個性的という言葉は僕はあまり好きではありません。

全ての物や事の本質・中身が見えなくなる言葉、あるいは、見ようとしていない人が何かを嘲笑するために使う言葉だと思うからです。

昔からなかなか変わった服装をしていたので、色んな人に個性的だねと言われていました。

あまり良い気持ちにはなりませんでした。

僕の服装を褒める気持ちがあれば、かっこいいとか似合っているとか何か気持ちのこもった表現があると思います。

個性的だねという人は、何か良く分からないけど自分とは違う異質な物に、個性的という言葉の蓋をして思考を停止しているのだと思います。

“個性的”だけど没個性の物。

とても普通に一見見えるけど、個性があるもの。

ぶっ飛んでいるもの。

世の中には色んな物があり色んな人がいます。

僕は個性を大事にして生きているし、友人たちも個性があります。

ファッションが大好きな友人は少ないです。

皆さんも人を見た目だけでは選ばないと思います。

性格が良く好かれる人。

才能があり好かれる人。

ぶっ飛んでいる人。

洋服も同じかなと思います。

そのブランドごと、商品ごとの魅力があります。

1つの尺度だけでは簡単には魅力は測れません。

また、物や人の魅力の理解を深めることでそれらとの付き合い方も変わります。

服に対しての付き合い方というのは着用したときの楽しみであったり、スタイリングであったり。

人や他の物と違うのは、装う物だからルックスが1番大事であることと生活に根差している必要があることです。

なので、VODKA では基本的には “結果” ( 見た目 ) を1番大切にしながら、それに付随する背景を説明してお客様に良い提案をしていきたいと考えています。

その “結果”を徹底的に求めるが故に、語れる背景が生まれる。

そのストーリーが説得力を産む。

そんな服を取り扱っていきます。

例えば、今後取扱をお願いしたく思っている某ニットメーカー様はとてもシンプルなデザインの物を作っています。

そこは、いわゆるファクトリーブランドなのですが、色んなブランドの生産を請け負っており、タグには製造工場がかかれなていなくても、その工場で作られていることが一目で分かるような個性が宿っています。

そこにしか出来ない技術の塊です。

“個性的” では無いですが、“個性” があります。

結局、なにが言いたいかというと“個性”のある品揃えをしていくこと、深く見ないとうっかり見落としてしまう“個性”を取引先様に代わってお客様に伝えて理解してもらい良い買物のお手伝いをして行きたいなと言うことです。

これからブログでは少しづつVODKAで取り扱っている服の個性と魅力を紹介出来ればと思います。

近澤

HP リニューアル

肥後橋、靱公園の近くのセレクトショップVODKAの近澤です。

本年の2/23にオープンしオンラインショップも同時に運営しておりましたが一度閉鎖させていただいておりました。

今回、ホームページリニューアルしました。

オンラインショッピングはカート販売は一旦停止。

E-MAIL、インスタグラムDM、若しくは電話にてご対応させて頂きますので気兼ねなくご連絡下さい。

ブログでは、商品の説明の他、日記では日々気になったことや

ご飯についてなど雑多なお話にはなりますが書き連ねていきます。

少しづつですが、コンテンツ充実させていきますので時々チェックして頂けますと幸いです。

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