ISSUETHINGS 2021 Order Exhibition
先日御来店頂いたお客様、本当にありがとうございました。
当日、一時的にお待ちする形になってしまい申し訳ございません。
少し時間がかかりましたが、来られなかったお客様に向けて少し商品紹介を。
とは言っても、実は昨日展示会中にカメラもSDメモリーも破損してしまい、先日の受注会の写真もパー。
お客様から少し写真を貰ったり、デザイナーの渡辺さんにお願いして画像は集め、なんとBlogを書いてみました。優しい方達ばかりで良かった。
分からないことあれば、chikazawajun@icloud.com か電話で気軽に連絡ください。
話に触れてない型番もありますが、先日の商品一覧見て貰えると全て載ってます。
その他にも多少画像もございますし、語彙力の限界まで対応します。
人気だったのは、シワ加工ありのスーツ地、グレーのパンツ。
シルケット加工を施した生地で艶があります、そこにシワが入ることで何処となくテックな感じというか、スポーツ物のナイロンパンツのような見え方にも。
ただし、スーツ地なのであくまでもモダンに。黒もあります。
この見え方がとても新鮮なために、皆さんの琴線に触れたのかも。
ウェストが確か108cm?のワンサイズなのでベルトでギュッと絞って貰う。
とてつもなく大きいからニットから厚手のフーディ、シャツ複数枚なんでもかんでもタックインしても良い。
017-05-1-GRY-00-PR ( Type 05 / 加工有 / GREY / Fablic suits )
Price 34,000yen + tax
商品画像の平置きでどうしても、伝わりにくい良さがあったのは、type-1のシャツ素材の白、加工あり。裏地が表地に干渉しシワが入るのですが、シャツ素材ということでスーツ地とはまた違った皺が出る。
前立ての部分に縦に捻れが生じ、それがとても好きだったので、ボタンをつけるとそれを潰したくなかったそう。そこで。シャツ素材に関しては真ん中のボタンを廃し、上下二つのボタンのみという仕様に。
二つしかボタンが無いというのが不思議だけど、理由がちゃんとあるというのがこの品番の好きな所の一つ。
この素材は、Type-1とType-3の型のみです。生地の分量が増えすぎると良いドレープが出ないということだそうです。因みに、色は白、黒とございます。
022 01-2-WHT-00-C ( Type 01 / 加工有 / WHT / Fablic shirts )
Price : 42,000 yen + tax
023 03-2-WHT-00-C ( Type 03/ 加工有 / WHT / Fablic shirts)
Price : 48,000 yen + tax
画像は無いですが、黒だと、裏地とのコントラストがはっきり出るのでそっちが好みの方もいるかも。
全ての商品に、袖裾にスナップボタンが付いています。
このボタンはYKKじゃなくて、とてもマイナーな副資材メーカーらしいのですが名前は忘れました。
前回と同様に使われているハトメも同じメーカーだそうです。見慣れている部品の見慣れないデザイン。
ISSUETHINGS の奇をてらってないのに既視感の無い仕上がりはこういう細かい部分の積み重ねでもある気がします。
あとはディープVネックのプルオーバーが僕はとても好きでした。
中で遊べるし、袖の作りがミリタリーのそれだから、後から見るとアウター着てる感じに見えるのも面白い。
013 04-1-BLK-00-PR ( Type 04/ 加工無 / BLK / Fablic suits)
Price : 31,000 yen + tax
013 04-2-GLY-00-PR ( Type 04/ 加工無 / GREY / Fablic suits)
Price : 31,000 yen + tax
未完の美みたいなかっこいい言葉があるけど、選択肢があることは自分で考えるのは楽しいよねって事なのだろう。
当たり前だけど、最近当たり前で無くなっていることの一つ。
ファッションの楽しさの源は所有する事や蘊蓄を語ることよりも、着こなしを楽しんだり考える事だと思う。(蘊蓄も大好きです)
今回のようなお客様、デザイナー、僕、商品と、物が買われて着られるまでの関係するものを集めたイベントはとても楽しかった。
お客さんと、ISSUETHINGS 渡辺さんとJANFAMILYについて話をしたり、あまりブログでは説明してないけど、今回開発した特殊なポケットのテクニックについて話をしたり。
他のブランドでもやってみたいのですが、人を呼べる自信が無くお声掛けが中々出来ません。
全ての商品を扱える訳でも、好きなブランドだからといって簡単に取引出来る訳でもない。
良いなって思った物を紹介していく服屋だけど、押し付けがましい事はしたくない。
正解も最強も無い。
好みだって変わる。
それでも細かい着こなしのテクニックなんかはあるから、僕ならこうするみたいな事は最低限伝えていきたい。
限られた条件の中で、自分自身もお客様自身も最大限楽しめるようにお店作りをしていきたい。
Note みたいなblogですみません。
VODKA connecting people
近澤