Diary 2022.08.08.A MACHINE

A MACHINE
Solo”(2022)
Twist Wool Sweater

“ 点と点が集まることで線になるように、無数の棘を作ることで丸くなりたい ”

こんにちは。近澤です。
題名は大学の時の先輩の名言です。
尖ってます。

先日紹介したシャツジャケットのDiaryを今読み返したら、自分でも何が言いたいのか分からなかった。頑張るとおかしくなるようなので今日は軽めに。

今日紹介したいのはこのニット。
そう。尖ってます。

糸というのはS撚りとZ撚りというものがあります。(コイルとかと同じですね)

それらを上手に配列することで真っ直ぐに糸が進むよう調整する。

説明が難しいので詳しく書かれたこちらの記事を読んでください。
撚糸方向と斜行の関係　‐東大阪繊維研究所-

つまり、一般的にニットは何かしら斜行するもので、みな斜行をしないように工夫を施している。

一方でこのニットは、斜行をデザインに置き換えるように工夫している。

斜行と斜行をぶつけることで斜行の行き先が集まって尖らせちゃってます。ボーダー状に見えるこれも斜行による物。

ナシをアリにする着眼点は今の時代当たり前のようにデザイナーズブランドであれば行われていますが、こういった肩を透かすような感覚はA MACHINE らしい Twist / 愛嬌のある皮肉を感じさせられます。笑いの感覚が洒落ている。

とことんファッションな着こなしに合わせても勿論凄くカッコいいんですが、なんて事ないチノやスラックスに合わせて、なんて事ないですよ？普通のニットですよ？みたいな顔しながらこのニット着てる人がいたら、めちゃく粋じゃないですか？そういう立ち振る舞いもなんだか尖ってていいですよね。

ここまで紹介していて大変申し訳ないのですが、ネイビーは全て売れてしまって、ピンクもスタッフの飯田くんの制服でオーダーしてた分を奪って店出しした一点のみです。
訳あって、今週の金曜日に店出しします。
宜しくお願いいたします。

A MACHINE
Twist Wool Sweater
Size:F
Price: 24,000 + tax / 26,400 taxincluded