Diary-2023.01.12 GUTAIHA OWATA

O.I.R.A.
CHOKKI / もう一つのチョッキ
“ GUTAIHA OWATA ”

具体派オワタ。
中之島美術館で開催されていた具体派の展示。

それ帰りにフラッと寄ってくれたお客さんが会期の最終日であることを教えてくれた。流石に店閉めて行く訳にも行かないし。行きたかったなあ。僕鈍臭いんですよね、なんて世間話をしていたんですが、O.I.R.A.のもう一つのチョッキを気に入って貰いお持ち帰りされていきました。粋だなあ。

先日のフキンセイで均整の取れたチョッキと同素材の裏使い。セラミックのボタンやそれを引っ掛ける輪っか状のブロンズのパーツ。ウェストのコードは中表に貫通しており中でも外でも縛ることが出来る。フラップはこちらもとっても長くモダンな空気を作ってくれている。そんな感じのチョッキでした。

去年も楽しみにしていたパレルモ・ヨーゼフ展がまた別のお客さんが最終日であることを教えてくれました。その方はヨーゼフボイスやパレルモと同じデュッセルドルフ出身のSCHAのフェルトの帽子を持って帰ってくれた。その後、近くのホテルから戻ってきてくれパレルモ・ヨーゼフ展の分厚いカタログまでプレゼントしてくれた。粋だなあ。

ウチは服屋としては辺鄙な場所にあるけれど、近所には美術館が二つあって、綺麗な公園もあって、大きなワインショップがあって、赤提灯の店があって、今の所一位のラーメン屋の田中の中華そば(貝出汁がお勧め)とうどん屋木田(提供にめっちゃ時間掛かります)もあって、友達がやってるとても美味しいラム串を出すのざきがあって。とても良い場所なんだ。とそう言いたいわけです。梅田や難波エリアに華やかさでは勝てませんが、一度好きになってしまえば引っ越したくなる程気分のいいエリア。

最近は有りとあらゆることの特別感が無くなってしまってきていると身を持って感じます。イベント事に合わせて街に出て公園散歩してワイン買って早めに帰る。とか。日常的なんですけど色んな事に足が重くなっちゃってる今、街遊びに適している気がする。なので店に足を運んでくれる際は周辺に面白い場所があるので良かったら聞いて下さい。

のんびりと、ぼやき的ダイアリーも今年は書いていこうと思います。