Diary-2023.10.16. RANDY Ground Gravity

丸３日ランディの次の春夏の全ラインナップに囲まれていたせいで洋服に対する感覚が狂わされてしまっています。ランディの心地よさはそこにあるので良い読後感です。

履いたら形が崩れてしまうトラウザース Groundと追加で入ってきたニットパンツ Gravity。以前、GravityについてはBLOGに書きましたがGroundは発想は似ていながらも異なるテクニックで表現されています。

吊るしだと一見、深いタックが入った綺麗なパンツに見えるけど、タックに見えるこれは上から下まで入った長く歪んだダーツによって余った生地が折り紙のように畳まれ真っ直ぐに真ん中に走っています。履く事で裏側から脚が表地に干渉し折畳まれたテキスタイルの余り分量が前に突き出し的て形が崩れます。履くと崩れるようなモノが作りたかったらしい。上下が縫いとめられているので、分からないですが、平置きで折り込まれた部分を開いて見れば、非常に歪なパターンで成形されていることが分かります。ダーツ本来の身体の線に沿うためのアプローチとは真逆の台無しにしちゃう感覚が気持ち良い。折り紙のように畳まれたところが崩れた不陸が地面のようだからGroundなのでしょうか。現れた余り分量はNew Spaceなのでしょうか。言葉では理屈が分かりにくいので手書きのメモで補足。相変わらず絵心が無い。

トラウザースは最近入ってきて、ニットパンツ Gravity は先月完売しちゃったので追加です。Blue・Orangeはなく、グレーを2本だけ用意して貰いました。感覚が狂った状態でこれらを見ると随分と一般的に見えてきます。そこまでくればあとは着るだけ楽しむだけでしょうか。相川さん着てたの随分とモケモケになってて動物みたいで可愛かった。写真とっておくの忘れちゃいました。。

愛のある皮肉と垢抜けたギャグセンスを。