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ENSOU. Sal 2

 

2/23一応プレオープンして3年経ってたようなんですが完全に先程気付きました。

なんとかかんとか続けられているので、これからも楽しんで明るく元気にやっていきます。常に改装しているため、ずっとプレオープンだと友人には揶揄されていますが、いつ来ても設えが違うのも面白いのかなと思うのでコツコツ変え続けようと思います。店の中が全く見えないように設えを変えようと計画中。宜しくぅ。

首を長くして待っていたジャケットが二型届きました。ensou.のSal 2とGemini Jacket。

ensou.の作風は根にある部分は常に一定で、繰り返し登場するモデルも多くある。その上で、毎回見え方や匂いが違っていて新鮮な気分にさせてくれます。と思いきや、前のシーズンの物と横並びにしてもなんの違和感も無く収まってくれる。自分の稚拙なDIYと比べるのは大変失礼ですが、変わらないために変わり続けるというような捻くれた情熱を感じます。だから常に楽しませてくれる

これをライン作業では無く1人で丸縫いで作るのは非常に骨が折れるだろうと思う。台襟やラペルからは芯地がはみ出し、縫われていない。本来、見えないように留める毛芯、バス芯の止め糸は外に露出している。見えてしまうということは、衣類を支えるということ以外に見せるという機能が必要になる。となると見えない部分だし、何かあっても機能には問題無いから大丈夫。では済まされない仕様になっているため、未完成なような見た目なのに完成させるよりも余計な気を使う必要がある。世の中にはそんなちょっと遠回りの変わった無駄があるくらいがきっと楽しい。

納品用のパッキンから取り出して一点ずつスチームを当てていると、従来の形とは違う物のちゃんと毛芯の働きが分かるのでとても気持ちの良い気分を味わえました。

それ以外にも、低いゴージ位置やボタン。シェイプも少し低い。装飾的なディティールに紛れて解りにくくなっているけど、紳士服特有のセットポイントをズラすことで新鮮味を出すような遊びも加えられている。個人的に形自体はイギリスやアメリカというより、少しフレンチの香りを感じます。とにかくかっこいいです。

最近はゴスい感じも気分なので、ゴス・フレンチ的な感じで着てみたいのでこれを想定してレペットのZIZIの白では敢えて無く黒を先輩の店で購入しました。知らない間にびっくりするほど値段が高くなっていたけど、似たような物で無くレペットじゃないと成り立たないので仕方がないですね。

スーパー扁平足のアジア人には形も合わずグニュっとなるが、それも愛嬌あって宜しいかも知れない。

交友関係にも依りますが、ちょっとしたパーティーとか結婚式の2次会とかにタキシードパンツと合わせたら気持ちも上がりますね。本当はちょっとしたパーティーには行ったことないので分からないです。ドコデヤッテルノ

Gemini はまた後日。


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