May the Force be with you / 不思議な素材
RAINMAKER KYOTO doublebreasted melton coat
こんにちは大阪の肥後橋にお店を構えるVODKAの近澤です。
HPを消して作り直してから最初の商品紹介です。
今回はRAINMAKER KYOTOのコートの紹介。
雨男の異名を持つ渡部さんによるブランド。展示会初日はいつもブランド創設以来雨。記事を書いていると早速外は土砂降りです。ありがとうございます。
さて、今回紹介するのは、同ブランドでは定番で毎年出している断ち切りのカシミヤ混のメルトンダブルフェイスシリーズ。そして、ダブルフェイスの亜種としての3layer。
まずはシルエット
シルエットは肩で着るというより身に纏う。
何処と無く和の要素が感じられます。
着てみるとジェダイさながら、何かしらのオーラ、いえフォースを見に纏うことが出来ます。
モデルさんですが、、、 2枚目に商品のみの画像を貼っております。
鎌を深く取っており、袖付けは前気味に。
ジャケットインでもラクな仕様。
後ろ身頃は1枚でフラットな形。
前身頃はゆったりとしたコクーンなフォルムです。
写真が下手なので図解で。(絵も下手)こんな感じのパターンになってます。
これらにより、何処と無く平坦(和装)を想起さながらも、都会的、そして独自性を感じさせる形に仕上げています。
デザイナーの渡部さんのバランス感覚と懐の深さがダダ漏れの1枚です。ハンガーにかかっているだけでも伝わってくる力強さに惹かれ展示会でいの1番に試着しました。
そして、素材なのですが、これ良いなと思いながら、組成表記を見ると。
「silk 100% / wool 90% nylon 10% / wool 100% 」
???ダブルフェイスなのに三つ組成が書いてある。。
これ間違ってますか?
とデザイナーさんに聞きました。
合ってます。シルクも使ってます。
と答えられました。
あ、そうなんですね。と驚きを隠して答えました。
聞いたことありますか?
3layerの生地。
Gore-Texなど機能性素材では撥水の生地、浸透圧調整など貼り合わせの3layer生地良く聞きますが、こういった素材では聞いたことが無く無知な部分を曝け出してしまいました。
ウールメルトン(ナイロン混)とウールジョゼットとシルクの3layer。
同生地のダブルフェイスではなく、異なる生地を張り合わせる上で生地の質感と張りを担保するためでしょうか。間にシルクを挟んだ生地です。
贅沢ですね。なんというか京都人の京都ブランドの余裕を感じました。生地の分量も相当な物です。もちろん、カシミヤ混ウールメルトンも間違いなしの安定した生地です。
Doubleface / 88,800 yen +tax Size : 3,4
fablic : cashmere 15% wool 85%
3layer / 128,800 yen + tax Size : 4
fablic : silk 100% / wool 90% nylon 10% / wool 100%
オンラインショップはまだ開設していないですが通販も承っておりますので
ご希望の方はjunchikazawa@hotmail.comかinstaのDMよりお問合せ下さい。
May the Force be with you…
近澤