Ribbon safari shirt – ensou.
元々ゴツめなので、洋服でマッチョな感じになるのが嫌だった。
本来エポーレットは、水筒などの何かをぶら下げるためのストラップとしての役割がありストラップ部分が堅牢な作りになっている。勿論市販の物でそういう仕様じゃないものもある。けど、やっぱり何処か苦手意識を持っていた。
このシャツは、ゆったりとした形をしていて肩もドロップする。
肩が広い分、エポーレットは長くなり幾分シュッとした雰囲気を出す。
リップストップという、所謂、軍物で良く使われる組成、シルクとリネンで作られた生地は空気を孕むようにふわりとしていて、シャリシャリとした質感もあり、肌に当たると良いシャツを着ているなあと気持ちよくなれる。
ensou.ならではのテクニックと遊び心によってこのモダンな空気、バランスは成り立っている。
剣ボロでは無くて行って来いの仕様になっていたり、白のテープで処理されていたり。
裾の処理は後はボックス、前はラウンドになっている。脇の裾のカッティングエッジな感じが凄くカッコいい。
内装の相談をしているときに、”僕の言うモダンってゆうのは、高級とか希少とかじゃなくて知恵みたいなことです。”って言っていた。
僕が良くいう言葉で置き換えれば、洗練されたユーモアみたいな感じなのか。
このシャツを見ていると、そういうフワッとした言葉に差し替えられない何かが感じられて、言語化が苦手な僕にとってとても落ち着くシャツだなと思う。
色々書いたけど、1番好きな所は、リボンが付いているという点。紐が垂れた服はどうしても気になってしまう。
リボンは結んでも良いし、垂らしても良いし、右身頃の輪っかに通しても良い。
揺れてるだけで余裕のある感じが自然に漂う。
このシリーズは中毒性があり、私物では他にもリボンシャツを持っている。
豆腐ハンバーグはピーマン肉詰め的なことが言いたいんじゃない、新鮮な物を見ると人の心は動くんだなと思う。
Price : 42,000 + tax
Size : M. L
勿論、通販も可能です。
サイズスペックなど気になる場合は気軽にお問い合わせ下さい。
VODKA connecting people / 大阪市西区江戸堀1-18-5
近澤 惇 / Jun Chikazawa
Brands.
AUBETT / ENSOU. / EESETT&Co.
ISSUETHINGS / MASU / SEEALL
SH / RAINMAKER KYOTO / and used clothing