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This Charming Man. – ensou.

This Charming Man. – ensou.

まだ底冷え感じる2月頭、それでも少しずつお店に春物の商品が入ってくるとなんだか春が近づいているのを感じる。緊急事態宣言もまた1ヶ月伸びて、ほんとにいつ遊びに行けるんだって話なんですが、元々インドアなのであまり気にしてない。最近は家で服も縫っているので、より一層室内生活が楽しくなってきました。

先日、今シーズンからお取り扱いを始める、ensou. が到着した。
デザイナーの西川さんが作る洋服がとても好きで、今回取扱が始まるのをとても楽しみにしていた。

今回到着したのは、シルクリネンのリップストップ地の綺麗なブルーのシャツと、オリーブの短パンのセットアップ。

短パンを履かない。
エポーレットのついた物も苦手だった。
いつもはそのように避けていたアイテム、短パンとエポーレットについては同じように避けている人も多そう。

しかし、今回、僕はエポーレット付きのシャツや短パンをオーダーしてしまった。
エポーレットがついてても、マッチョな感じにならないし、短パンを履いても子供っぽくならない、シンプルに洒落た感じになる。そういう新鮮な気分を与えてくれるところに惹かれているのかも知れない。

僕から見たensou.を紹介して、このブランドを知っている人には、新しい一面を、知らない人には少しでも良さが伝えたい、まず、触って着て感じて欲しい。入荷前から、そういう思いをもとにあれやこれやと展示方法を考えていた。

僕みたいな若造(32歳なので若くはない)からすると、西川さんは先生や先輩的な存在で、大学の時に色んなことを教えてもらった先輩となんだか重なってくる。
ensou. の服を見ていると、その先輩が良く口にしていた、「ただの丸じゃない。点と点が重なって線になるように、無数の棘が重なり合う事で丸くなりたい」って言ってたことを思い出す。
その感覚や過去の記憶を辿りながら、僕が思うイメージをもとに装飾を行いました。
装飾を施すに当たり、どうしても光による見せ方が必要だと思い、今回、照明については、中津に軒を構える raw light spaceさんにご協力頂きました。本当にありがとうございました。
とてもかっこいいお店ですので、是非気になる方は行ってみてください。
夜も遅くまでやってるので仕事帰りに光を浴びに。

42km以上の糸を、途方も無い時間をかけて装飾をし、それでも洋服がかっこよくお店に並んでいるところを見て欲しくて作業もとても楽しかった。

シンプルなんだけど、色んな要素が絡み合っている。

結果的にただただ洒落ているので難しいことは考えなくても良いんですが、どうなってるんだろうと少しだけ立ち止まって自分で考えて欲しい。


Exhibition にて。※画像はDonis JacketではなくDonis Coverall.
ジャケットでも上品に纏まる。

商品の分かりやすい画像についてはまたBLOGを書きます。

気になるけど、来られないという方は

junchikazawa@hotmail.com

公式のLINEアカウントまで気軽にご質問の連絡下さい。
商品について詳しく説明させて頂きます。

VODKA connecting people 

近澤